09 4月

完全にゼロにはならないのが残念

インプラントの技術が確立されてきた現在では、歯科医の技量も上がり、インプラント手術の失敗はほぼなくなりましたが、それでも完全にゼロにはならないのが残念なところです。上部構造(義歯)が人工歯根にしっかり接続されておらず、歯がグラついて違和感を覚えるなど、問題となる不具合が報告されています。
そのようなトラブルの多くは、歯医者さんの経験不足に起因することが多いといえます。
インプラント専門医や、それに類する技術を持った歯科医を選ぶことが大事だといえるでしょう。歯科治療の新たな形として注目されているインプラント。その人工歯には、多くの種類がありますが、多くは義歯の表面にセラミックを用いるものです。
セラミックとは要するに陶磁器であり、患者さん一人一人に合わせた綺麗な歯を作れるかどうかは、実際に義歯を作る歯科技工士の技術によるのです。
綺麗な歯を作るための美的感覚と、それを実現する高い技術が要求される作業です。
患者さん一人一人に合わせて時間を掛けて作るので、時間・技術ともに大きなコストがかかってくる結果、歯1本につき10万円以上といった高額の費用になるのです。今流行りのインプラント。一度埋め込めばその効果はちゃんと使っていれば一生持つと言われるのですが、無論ただ施術すればいいというものではなく、その後のメンテナンスや担当医の技量によっても変わるようです。ろくに歯磨きもしないでいると、わずか数年で使い物にならなくなることもあるのです。
口内ケアをおろそかにすると歯槽膿漏などのリスクもあり、こうなるとインプラントの土台となっている骨にも悪影響が出るので、人工歯が役に立たないどころか、インプラントの寿命が縮められ、場合によってはインプラント治療のやり直しも必要になります。インプラントに関する情報は多く出回っていますが、利用を検討するにあたり、多くの方が心配されるのが、術後の腫れではないでしょうか。
それは、治療を行う歯科医の腕や、治療後の口内ケアの良しあしや、その時の体調にもよりますから、必ずこうだと言い切れるものではなく、結局は人それぞれで異なると言うしかありません。担当医の指示通りに痛み止めを服用し、患部を冷やすなどの処置をとっても数日にわたって痛みが続いているなどの場合は、担当の歯科医にすぐに相談しましょう。歯を抜いたところにも人工歯を装着できて便利なのがインプラントです。
しかし、留意すべき点もあるのです。
まず挙げられるのは、インプラント治療を受けるには条件があることです。後から残念な思いをしないように、事前によく調べてください。
インプラント手術では、まず顎の骨に穴を開けて人工歯根を埋め込む必要があります。
なんらかの持病、例えば糖尿病や腎臓病、心臓病、高血圧などをお持ちの場合に加え、歯周病などで既に顎の骨が浸食されている方なども、インプラント治療を受けられなかったり、準備に時間がかかるケースがあり得ます。
そのような場合は別の方法に頼るしかありません。