12 7月

インプラントはメリットの大きい治療法で

インプラントはメリットの大きい治療法です。けれども、そのマイナス面も知らなければなりません。
第一に、費用は他の歯科治療より高額です。
治療の内容や、インプラントの材質によっては数十万円かかることも覚悟してください。
また、治療の失敗内容によっては起こった問題は、相当深刻化する可能性があるリスクも背負っています。
本当に深刻な例では、死亡事故も実際に報告されています。数々のインプラント治療の問題点について、広く調べたと思いますが、問題の一つに、インプラントを埋め込んだ後、頭部のMRI検査はできなくなるといった話を聞いた方もいるでしょう。でも、気にしなくて良いです。
磁気を当てて画像を作るのがMRIなので、身体に埋め込んだ金属が反応すると、必要な画像が得られません。
インプラントには主にチタンが使われており、チタンの特性として、磁気には反応しないためそのため、MRI検査は問題なくできます。
他の歯科治療と同じように、インプラントにも失敗をゼロにすることはできません。どのような失敗が考えられるかというと、人工歯根や上部体(義歯)の脱落、あるいは破損など人工歯そのものの問題、患者の体調、アレルギーなどが原因で、手術したところが腫れる、痛むという身体的問題、手術して腫れが治まった後、あごの線や歯並びが変わってしまったなどの外見が損なわれる可能性もあります。
失敗の可能性を少しでも下げるために歯科医はよく考えて決めてください。治療を断念する方もいるくらい、インプラント治療は治療費を確保してから始めなければなりません。
保険適用の可能性もゼロではありませんが、その条件はとても厳しいのです。
治療のごく一部しか保険適用にならないのが高額の負担を避けられない理由です。
インプラントの材質などを選び、極力安くしても十数万円、難しいケースでは数倍の費用がかかるケースもあることをくれぐれも忘れないでください。安易にインプラント治療を始めることはおすすめしません。
インプラント以外の治療はできないという患者さんに最適な治療方法になります。抜歯した歯が多く、クラウンやブリッジが入れられない。噛み合わせや、噛む力が義歯では得られないなどでインプラント治療を選択する患者さんが多くを占めます。インプラントは入れ歯に比べ、噛み心地は自分の歯に近く食感がしっかり伝わり、美味しく食べられるようになります。